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「十角館の殺人」/綾辻行人
*半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の7人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生きて残るのは誰か?犯人は誰なのか?鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品*
1991/9 講談社文庫 ¥620
Aamazon'sおすすめ度:★★★★
rare'sおすすめ度:★★★★☆ ※☆=0.5点
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先日purlさんに教えてもらった本です!すっごいおもしろかったです(>_<)
最初はちょっとくせのある感じで(ミステリー研究会間の会話がどうもなじめなかったんです)読みにくかったんですが最初だけでどんどん慣れていきました。
久しぶりに「ミステリー」っていうミステリーを読んだ気がしました。
トリックに無理がなかったのが特によかったです!最後まで気持ちよく読めました。
*↓こっから下ネタバレです!読んでくれる方はドラッグで反転させてください*
読んでいくとわかる様にアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」をバックグラウンドに置いた(?)作品です。
rareは「そして誰もいなくなった」を高校生の時に読みましたがすごい斬新でお気に入りの本だったのでワクワクしながら読めました☆
トリックがよかったですねぇ…第十章六日目の後半まで読んでまさか紅次郎(中村青司の弟)ではないよなぁ…とは思いましたが守須=ヴァンとわかった時は鳥肌が立ちました!
ちょっと千織が守須の元カノだったっていう動機はありがちな気はしますがしっくりきました。
なんでわざわざニックネームで呼び合うのかなぁ・・って思ったんですが最後の最後で意味があったんだとよくわかりました。
こてこてのミステリーを読みたい方にはぜひオススメです!
オススメしてくださったpurlさんありがとうございました☆また面白い本あったら教えてくださいね♪